「四日市萬古焼」が地域団体商標に登録

四日市市の地場産業である「四日市萬古焼」が2009年2月10日、地域団体商標(地域ブランド)に登録されました。
270年以上の歴史を持つ「四日市萬古焼」は三重県四日市市及びその周辺地域で生産された焼き物(陶磁器)です。急須(紫泥)・土鍋・花瓶・蚊やり器等、土と炎の中で培われた伝統の技を受け継ぎながら、多様な製品を世に送り続けております。 中でも、土鍋を中心とした耐熱陶器は、国産全国シェア80パーセントと、多くの人々の支持を得ております。昭和54年にはその高い技術性が認められ、経済産業省(旧通産省)より伝統的産業工芸品にも指定されております。

指定商品

三重県四日市市及びその周辺地域で生産された陶磁器製の卓上用証明器・こんろ・ご飯釜・調理用陶板・土鍋等の製品・土瓶・きゅうす・コップ・杯・茶わん・徳利・鉢・湯飲み・ぐい呑み・茶器・丼・食品保存用容器・大根卸し・レンゲ・箸置き・蚊やり器・植木鉢・置物・花瓶・水盤・香炉・など

商標権者

萬古陶磁器振興協同組合連合会
萬古陶磁器工業協同組合
萬古陶磁器卸商業協同組合